ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は28日、チャンピオンズリーグ(CL)予選突破を決めた試合後に、「明日辞任するかも」とこれまでの不満を吐露した。これがミランの計画を変えたようで、シルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は29日、自宅にアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役とアッレグリ監督を招いた。

ディナーにはバルバラ・ベルルスコーニ女史も参加し、20時30分ごろに終了。アッレグリ監督とガッリアーニ代表取締役は一緒にベルルスコーニ邸をあとにしている。予定外の“招集”だった2時間45分の会議で、彼らには何を話し合ったのだろうか。まずは補強についてだろう。だが、アッレグリ監督の発言についても話したはずだ。ベルルスコーニ名誉会長は、発言の裏に何かあるかを知りたかったのである。

一方の補強について、ミランはユヴェントスFWアレッサンドロ・マトリを獲得した。ウルトラスは「ノーサンキュー! 補強すべきは守備と中盤」と横断幕を掲げていたが、アッレグリ監督が求めるジャンパオロ・パッツィーニの代役が到着することになっている。29日夜、両クラブが電話で合意に達した。

『ミラン・チャンネル』は「おかえり、アレッサンドロ」と、すでにマトリ復帰を歓迎している。マトリはミランの下部組織出身で、2003年5月24日のピアチェンツァ戦でミランデビューを果たした選手だ。マトリは30日にミラノでメディカルチェックを受ける予定。移籍金は1100万ユーロ(約14億3000万円)で、4回払いとなる。

マトリについては、ユヴェントスのジュゼッペ・マロッタ代表取締役もこの日、次のように話していた。

「6人のストライカーは多すぎると言ってきたはずだ。ミランのこの機会があって、我々は今日から明日にかけて検討する。ミランと話し合おう。彼らはリクエストを出してきた。今日から明日にかけてすべてを決める。だが、かなり交渉は進んでいるよ。(フアン・)スニガ? 彼はナポリの選手であり、交渉不可能だと分かっている」