オーレン・ペリ監督

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 制作費135万円のという低予算映画ながら、全米No.1を獲得、あまりの完成度の高さにスティーブン・スピルバーグがリメイクを断念したという映画「パラノーマル・アクティビティ」。日本でも1月30日(土)より公開となったが、週末だけで約80,000人が劇場へと足を運び、2日間の興行収入が1億円を突破と大ヒットのスタートを切ったことが明らかとなった。

 本作は、平凡な一軒家で幸せに暮らす若いカップルが不審な物音の原因を確かめる為、寝室にビデオカメラをセットしたことから始まるショッキング・ホラー。女性が叫ぶシーンを映したTVコマーシャルが話題を呼び、観客はホラー作品に珍しく女性が多いという。また、Twitterやブログなどで「全然怖くない!金を返せ!」というコメントや、「死ぬほど怖い。夜、眠れない」という賛否両論が飛び交っている事も特異な現象であると言える。

 本作の監督を務めたオーレン・ペリ監督は、公開前はゲームデザイナーの一面もあり、全くの無名であった。この社会現象とも言えるヒットについて「とてもエキサイティングしているし、頑張った甲斐があった。フィルムメーカーとしてフルタイムで仕事をするようになり、人生も大きく変わったといえます」とコメントしており、今後は映画監督として本格的に活動することも示唆しており、次回作の公開にも期待が高まる。

 なぜこれほどまで多くの人々の興味を惹きつけたか? という問いに関してオーレン・ペリ監督は「この映画がドキュメンタリーのような作りである事。更に、演技とは思えない登場人物のリアルさに説得力があり、見ている人が引きずり込まれてしまうのだと思う。もう一つは、この話が寝ている間に起きる出来事だということ。誰でも寝ている間に物音を聞いたりしますよね」と“誰にでも起こりうる出来事”を表現したことが、ヒットにつながった要因だと話す。

 「パラノーマル・アクティビティ」に、ジャパニーズ・ホラーの要素を感じると語る観客が多い中、オーレン・ペリ監督は「アメリカでリメイクされたJUONやリングは見ましたがオリジナル版は見たことがありません。『火垂るの墓』というアニメは見ましたが、あれは良い作品でした」と意外なコメントを残している。

 監督の“D.I.Y精神”が世界に旋風を起こしている、映画「パラノーマル・アクティビティ」は全国絶賛ロードショー中。

パラノーマル・アクティビティ - 作品情報