KKT熊本県民テレビ

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震度7を観測した氷川町では、江戸時代から続く和菓子の老舗も被害を受け、休業を余儀なくされています。営業再開を目指して復旧作業を進めていますが、“ある課題”が浮上しています。中継でお伝えします。

(平井友莉アナウンサー)
日中と比べるとずいぶん過ごしやすくなりましたが、まだまだ蒸し暑いです。この下に日奈久断層が通っているのですが、このように大きく亀裂が入っています。

この亀裂は奥の用水路まで続いていて、地面が大きく崩れています。私がいるこのあたりも大きな被害を受けています。この1週間でも崩れ方もひどくなっているということです。

被害は建物にも及んでいます。江戸時代から380年以上にわたって愛される和菓子の老舗「白玉屋新三郎」です。ブルーシートで覆われている部分には、扉がありました。地震の揺れで建物が傾き、扉がはずれました。まだ元には戻っていません。

15代目の牛嶋俊夫さんです。大変な状況の中、ありがとうございます。発災から1週間ですが、変化は感じていますか?

(白玉屋新三郎15代目 牛嶋俊夫さん)
周りの皆さんのおかげで電気が復旧し、きのうは地下水をくみ上げることができ、水を使うことができるようになりました。

(平井友莉アナウンサー)
復旧作業を進めていますが、当面、休業せざるを得ない見通しです。それも「水」が関係しているんですよね。

(白玉屋新三郎15代目 牛嶋俊夫さん)
白玉は水をたくさん使って作るので、水が欠かせない状態です。

(平井友莉アナウンサー)
そうした中ですが、現在は、お中元の最盛期です。きょうも被災を免れた冷凍商品や常温の商品の発送作業に追われていました。私も頂いたことがありますが、わらび餅や白玉はふわふわもちもちな食感で、懐かしさも感じられます。復旧を心待ちにする声も多くあります。

(白玉屋新三郎15代目 牛嶋俊夫さん)
この時期は、たくさんの方が白玉を求めていらっしゃいます。

(緒方太郎キャスター)
スタジオから緒方です。簡単にはいかないと思いますが、再開に向けた思いをお聞かせいただけますか?

(白玉屋新三郎15代目 牛嶋俊夫さん)
先が見えない状態でしたが、皆さんの力をお借りして一歩一歩、明るく前に進めています。

(平井友莉キャスター)
これから暑さに加えて台風などへの対策も必要となります。ただ、地域に親しまれた老舗の復興が、地域の光となりそうです。