気象予報士の松浦悠真が、YouTubeチャンネル「マニアック天気」にて「【線状降水帯】5日は九州で大雨 昼と夜の2回ピーク 危険な気象条件|大雨情報」と題した動画を公開した。動画では、九州を中心とした西日本における大雨の見通しや、今後の警戒すべき時間帯について速報形式で解説した。

松浦は冒頭、熊本県に線状降水帯の直前予測が出ていることを報告。「九州北部では線状降水帯が発生しやすい状況となっている」と述べ、今後の厳重な警戒を呼びかけた。気象図を用いた解説によると、台風10号によって南から運ばれてきた熱帯由来の非常に湿った空気と、高気圧の縁を回る南西の風が東シナ海で合流し、雨雲が組織化しやすい状況になっているという。

今後の降水予想について、松浦は雨のピークが昼と夜の2回に分かれると分析。夕方ごろに一旦雨雲が弱まるものの、夜になると北に盛り上がっていた梅雨前線が南下してくる。この時の前線は「寒冷前線の性質を持っている」ため、気温が下がり大気の状態が非常に不安定になることで、再び積乱雲が発達しやすくなると解説した。

6日正午までの24時間予想降水量については、九州北部を中心に150ミリ以上、中国、四国、近畿でも多い所で100ミリを超える計算が出ていると指摘。地域別の警戒が必要な時間帯を示した表では、福岡県、佐賀県、長崎県で5日夜から土砂災害に関する警戒レベル4相当の情報が出ると見込まれている。熊本県や大分県でも6日未明から明け方にかけて再び警戒が引き上げられるとし、「一回雨が弱まっても警戒を緩めないようにしてほしい」と強調した。

動画の終盤、松浦は「昼の降り方ももちろん危険だが、夜の降り方も結構危険になる可能性がある」と夜間の大雨に対して注意喚起を行った。さらに「暗い時間帯でより危険になってくるから、安全な場所で過ごすようにしていただきたい」と視聴者に呼びかけている。一時的に雨が小康状態になっても油断せず、最新の気象情報を確認し続けることが重要である。

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