夫のリストラで月収が10万円下がったことを機に家計を見直し、3年間で資産がプラス1000万円になったつっつさん(39歳)。今回は、2人の子どもを育てながら、夫の手取り「月36万円」を中心に年間200万円貯まる家計へと整えていく過程で「やめてよかった」と実感している、ボーナスの使い方について語ります。

1:ボーナスが入った勢いで「ご褒美買い」をすること

以前の私は、ボーナスが入るたびに「半年がんばったし!」と気が大きくなり、欲しかったものを一気に買っていました。

【写真】元・浪費家、ボーナスが入ったら真っ先にしていたこと

少し高めのバッグ、外食、ネット通販…。その瞬間は満たされた気持ちになるのですが、翌月にはカードの請求を見て落ち込むことも多く、「結局またお金の不安が戻ってくる」のくり返しでした。

そこで「ボーナスが入った勢いで」買い物をせず、一度立ち止まることを心がけるようにしました。

今は、ボーナスの一部を「特別費」として先に積み立てています。旅行や家電の買い替えだけでなく、誕生日の外食や、記念日のお出かけなど小さなご褒美も、そこから使うようにしました。

普段からまったくぜいたくをしないわけではありません。でも、先に予算を分けておくだけで、「使ってしまった…」という罪悪感が減り、お金とのつき合い方がラクになったと感じています。

2:「毎月の赤字」をボーナスで埋めること

以前の私は、「今月ちょっとたりなくても、ボーナスがあるから大丈夫」と思っていました。実際、毎月の赤字やカードの引き落としを、ボーナスで補填するのが当たり前になっていたんです。でも、それをくり返している限り、ボーナスが入ってもお金は残りませんでした。

そこでまず行ったのが、「赤字を出さない家計」に整えること。固定費を見直すなど「毎月の生活費のなかで暮らせる状態」を目指しました。

最初は大変でしたが、毎月の赤字がなくなるだけで、家計の不安がかなり減ったと感じています。ボーナスは「支払いで消えるお金」だったのが、今は「未来のために残せるお金」に変わったと実感しています。

あわせてやめたのが、クレジットカードの「ボーナス払い」です。「あとで払えばいい」と思って使っていた頃は、支給日が来てもすでに使いみちが決まっている状態でした。

でも、ボーナス払いをやめたことで、お金の流れがシンプルになり、「今あるお金のなかで暮らす」感覚が身についたと思います。

3:使いみちを考えずに「とりあえず貯めること」

以前は、ボーナスが入っても、そのまま普通預金に入れっぱなしにしていました。ですが、生活費と同じ口座に入っていると、「まだ余裕があるかも」と感覚がゆるくなり、無意識のうちに使ってしまいがちでした。さらに当時は、「なんのために貯めるのか」が曖昧でした。

お給料が上がったら少し生活レベルを上げたり、「今月はがんばったから」と外食や買い物を増やしたり…。毎月少しずつ使う額が増えていき、気づけばなかなかお金が残らない状態になっていました。

そこで今は、ボーナスが入ったら以下のような用途ごとに分けて管理するようにしています。

・将来のための貯金
・旅行や家電買い替え用の特別費
・車検や税金など、必ずかかる支出の積み立て

先に分けてしまうことで、「使っていいお金」が明確になり、家計がかなり安定しました。残ったら貯めるのではなく、「先に分ける」ことで、お金との向き合い方が大きく変わったと感じています。