OpenAIがChatGPTにAIエージェント「workspace agents」を導入したと発表しました。記事作成時点ではBusiness、Enterprise、Edu、Teachersプラン向けに研究プレビュー版として提供され、2026年5月6日まで無料で利用できます。

Introducing workspace agents in ChatGPT | OpenAI

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Introducing workspace agents in ChatGPT - YouTube

OpenAIによると、workspace agentsはChatGPTをカスタマイズできる「GPTs」の進化系だとのこと。コード生成AIのCodexを基盤としており、レポート作成やコーディング、メールへの返信など、仕事で行われている多くのタスクを代行できます。

また、workspace agentsはチームのプロセスに従い、必要に応じて承認を求め、ツール間で作業を円滑に進めることができるとのこと。例えば、営業チームはworkspace agentsを使用して通話メモや顧客調査から詳細情報を集約し、新規導線を絞り込み、担当者のトレイに直接フォローアップのメールを作成するまでを自動化することができます。



そして、OpenAIはworkspace agentsがユーザー不在時でも動作し続けることをアピールしています。workspace agentsはクラウド上のCodexにより、ファイル、コード、ツール、メモリーにアクセスできる作業環境を持つため、単にプロンプトに答えるだけでなく、コードの記述や実行、接続済みアプリの利用、学習した内容の記憶、複数段階にまたがる作業の継続までこなせるとのこと。

そのため、担当者が不在でもスケジュールに基づいてタスクを実行するように設定したり、Slackにデプロイしてリクエストを即座に処理するように設定したりでき、仕事の属人化を防ぐことができます。



さらにOpenAIは、workspace agentsを短時間で構築できる点もアピールしています。ChatGPTのサイドバーからAgentsを選び、チームで繰り返し行っているワークフローを説明するか、ファイルをそのまま投入すれば、ChatGPTが手順の定義、適切なツールの接続、スキルの追加、テストまでを段階的に支援し、エージェント化を進めてくれるとのこと。



安全対策については、ユーザー側がエージェントに許可するツールやデータ、実行できる操作、承認が必要な条件を決められます。スプレッドシートの編集、メール送信、カレンダー予定の追加といったセンシティブな操作では、エージェントが処理を進める前に許可を求めるよう設定可能。また、従来のGPTsはworkspace agentsの検証期間中も引き続き利用でき、今後はGPTsをworkspace agentsへ簡単に変換できるようにする予定だとしています。

workspace agentsはChatGPT Business、Enterprise、Edu、Teachersプラン向けに研究プレビューとして提供されています。EnterpriseとEduでは管理者がロールベースの制御を通じて有効化でき、2026年5月6日までは無料、それ以降はクレジットベース課金に移行する予定です。