JRT四国放送

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四国を元気にする映像をテーマにした、「四国コンテンツ映像フェスタ」で、徳島市の男性が2年連続で最優秀賞を受賞しました。

作品に込めた想いや、こだわりなどを取材しました。

(オリジナル・長竹寿人さん)
「単純に嬉しかったですし、人が観たくなるような、観たらすぐ徳島に遊びに来たくなるような、誰かと共感したくなるような、そういったストーリー作りっていうのが一番肝。重要でしたね」

そう話すのは、徳島市で映像制作や広告代理店業務などを手掛ける会社「オリジナル」に勤める長竹寿人さん47歳。

長竹さんは2025年12月、四国を元気にする映像をテーマにした「四国コンテンツ映像フェスタ」に出品し、応募総数95作品の中から「プロ・セミプロ・自治体部門」で、2年連続の最優秀賞に輝きました。

作品名は「とくしま農泊体験」。

実際の親子が、神山町や上勝町の農家民宿に泊まりながら、その土地の暮らしや食文化を体験して成長する「農泊」をテーマに、県から依頼を受けて制作されたものです。

(記者)
「どんなことにこどわった」

(オリジナル・長竹寿人さん)
「今回は『脚本』と『リアル感』、例えば最初に藍染体験をします、これが実はお母さんにプレゼントする藍染を作っていたとか」
「作ったデザインが、宿主さんにお礼のお手紙を送る時に、そのデザインを使ってたりだとか、細かい所にいろんな繋がりやギミックを入れてます」

(オリジナル・長竹寿人さん)
「もう1個の『リアル感』っていうのは、本当の親子が農泊の体験をしたっていうのが、結構リアルに出てて作った」
「笑顔じゃなくて、本当に出た笑顔、その『リアル感』っていうのがよかった」

作品の『監督』『撮影』『編集』を手掛けた長竹さんですが、全てをひとりの力でやりとげたものではないと、振り返ります。

(オリジナル・長竹寿人さん)
「これってやっぱりチームの力だと思うんですけども、結局、僕1人じゃやっぱりいいものって作りきれなくて」
「自分に足りないものは、どんどん仲間・チームを頼るそのことで、作品がどんどん良くなっていく」

長竹さんの前回の受賞作で監督を務めた、オリジナルの代表取締役社長・栂岡圭太郎さんは。

(オリジナル・栂岡圭太郎代 社長)
「人に伝えることが目的なので、ちゃんと見ている側に伝わるかなって部分を気にしながらアドバイスしました」
「素材とか場所とかイベントとか、すごく強いものを徳島県は持っていると思うので」
「それをもっと発信していきたいですし、伝わるような映像にしていきたいなと」

県の魅力が伝わる映像作りを意識して、長竹さんを中心にチーム一丸で作られた今回の作品。

どのように撮影されたのか、実際の現場に出向いて聞きました。

(記者)
「見慣れない機械なんですけど、これってどういうものなんですか」

(オリジナル・長竹寿人さん)
「シネマカメラになります。結構、映画とかの製作にも使われたりしますし、どうしてもここは決めたいショットだったり、寄りの表情を捉えたい時とかは、こちらのカメラを使ったりします」

(オリジナル・長竹寿人さん)
「こっちの小さいのが、持ち運びしやすいし映像もきれいなので、大胆なカメラアクションを使う時は、こちらの小さいカメラを使って大体この2台をセットで動いたりします」

(記者)
「この2つは、どこに行くにも外せないですか」

(オリジナル・長竹寿人さん)
「外せないですね。この2つあれば大体自分の撮りたい画が撮れるので、常に持ち歩いています」

シネマカメラを構え、楽しそうな表情で渦潮を狙う長竹さん。

(オリジナル・長竹寿人さん)
「すごい、すごいめちゃくちゃいいじゃん」

(記者)
「すごいすごいと、感動しながら撮ってる姿が印象的だったんですけど」

(オリジナル・長竹寿人さん)
「心って正直で、ワクワクしたり興奮したり自分が思うことって、きっと、みなさんも同じ様に感じると思うので」
「そういう瞬間を切り抜けられたら幸せです」
「ちょうど太陽がいい位置に入ったりして逆光になったりとか、いろんな瞬間・表情を撮るように心掛けています」

次に小型カメラの使い方です。

カメラを大きく動かして撮影する方法を、記者を被写体に説明してもらいました。

「はいカット」

(オリジナル・長竹寿人さん)
「出演者が歩いている感じを追いかけていく、ここで背中で切る」
「切った後、引いたら滝の前にいるとか、そういうトランジション(場面切り替え)を好きで使っていますね」

これらのカットを繋いで、できあがったものがこちら。

(オリジナル・長竹寿人さん)
「あれ、違う場所にいるとかっていう驚きとかは、すごく視聴した後に印象が残るからすごい効果的」
「不思議な切り替えというか、え!お!ってなるようなのを、入れてあげたりします」

こだわりの機材で視聴者を楽しませる工夫をこらし、撮影に取り組む長竹さん。

今後も県の魅力を映像にしていきたいと言います。

(オリジナル・長竹寿人さん)
「見てもらった人とかに(話を聞くと)映像を観て、初めて知ることが結構あるみたいで」
「いいところはいっぱいあるんだから、それをどんだけより多くの人に見てもらう必要があるのか」
「そこを常に考えたい作って終わりだけじゃなくて、来てもらうためにできることは何でもやっていきたい」

映像を通じて県の活性化を。

長竹さんは、これからも徳島の魅力を発信し続けます。