海外不動産投資家の宮脇さき氏が、自身のYouTubeチャンネルで「150億ドル押収...カンボジア最大級である複合企業プリンス・ホールディング・グループの闇について解説します!」と題した動画で、カンボジアのプリンス・ホールディング・グループとその中核であるプリンス銀行が巨額経済制裁を受けた事件、そしてその裏に潜む闇について詳細な解説を行った。

動画冒頭で宮脇氏は、「彼らが関連している個人とか企業、今回は146の団体が対象となったそうなんですが、そういったものが持っているアメリカ国内の資産が全て凍結されたそうなんですね」と語り、アメリカとイギリスによる前代未聞の制裁規模に注目した。

今回、カンボジアの複合企業プリンス・グループについて、米英両政府が犯罪組織認定を下し、多額のビットコイン(約2.3兆円相当)を押収。現地では取り付け騒ぎが発生し、国際金融市場にも衝撃が走っている。「プリンス銀行の表の顔はカンボジア最大級の優良コングロマリットだったが、実際には裏の顔があった。アジア最大級の犯罪組織のリーダーが実質支配しており、莫大なマネーロンダリングや詐欺行為の資金源になっていた」と、宮脇氏は複雑な犯罪構造を明かす。

同事件は韓国人や日本人を含む外国人の拉致・監禁被害にも発展、人身売買や強制労働が現代の奴隷制度として展開されていた点も深刻だ。「SNS経由で高収入を謳い現地に誘導し、到着した途端にパスポートを取り上げ監禁。オンライン詐欺の強要、暴行や殺害事件も発生した」と宮脇氏は警鐘を鳴らす。加えて、「アメリカやイギリス、そして韓国は制裁対象の金融取引全面禁止に踏み切ったが、日本は警察協力止まり。スピード感や規模感で出遅れている印象を受ける」と日本政府の対応にも苦言を呈した。

動画では、煌びやかな外観とは裏腹に危ない橋を渡る新興国投資のリスク、特にデューデリジェンス(裏付け調査)の重要性を強調。「銀行の裏の顔に気づかなければいけない、どれだけ大きな企業でも本当の資金源を見極めよ。ハイリターンには必ずリスクが伴う」と投資家目線で警告している。また、「暗号通貨すら国家権力で没収や凍結される。金融制裁は現代の安全保障だ」と独自の見解もある。

動画終盤では、「表向きは最大級の複合企業でも裏では犯罪組織と結託。その結果、金融システムが一瞬で崩壊した」と一連の事件を振り返り、「特にカンボジアでの投資は入念な見極めが不可欠。皆さんも観光や投資の際はくれぐれもご注意を」と動画を締めくくった。

チャンネル情報

宮脇さき@海外不動産個人投資家として資産運用しながら、富裕層、経営者、投資家への資産コンサルティングの他、海外移住アドバイザーとしても活動登録者10万人超えのYoutubeチャンネル「さきの海外不動産しか勝たん」を運営