テスラ、運転席で遊べるレースゲーム「Beach Buggy Racing 2」配信。ただし首は斜めでプレイ
テスラが、車内の巨大タッチコンソールに新たなドライブゲーム「Beach Buggy Racing 2」を導入すると発表しました。次のOTAソフトウェアアップデートに含まれるため、早ければ今日からプレイが可能になります。Beach Buggy Racing 2はテスラのハンドルとアクセル/ブレーキペダルでプレイできるレーシングゲームとしてやってきます。もちろん登場車種はすべてテスラ車。走行できるコースは全22種類を用意しており、そのコース上には爆弾など様々なアイテムが配置されてプレイヤー(ドライバー)の走りを邪魔または助けます。

レースゲームを実車のパンドルとペダルで楽しめるというのはドライブシミュレーターとしてはこの上なく素晴らしい環境とも言えますが、こうなると残念なのはプレイ画面がクルマのセンターにあること。これによってプレイヤーは実写と同じ操作感でありつつ、常に首を斜め前方に向けてプレイしなければなりません。長時間プレイすると、首が凝り固まってしまわないかが少々心配です。

テスラは当初、レースゲームとしてアタリ(ナムコ)の「ポールポジション」をプレイできるようにしていました。しかしライセンスの問題が解決できなかったためポールポジションは削除され、イーロン・マスクCEOは新たなレースゲームを搭載する意向を示していました。


ちなみに、登場するクルマがすべてEVだからなのか、テスラ車裁版Beach Buggy Racing 2の紹介動画からはエンジン音が聞こえないようにも思えます。先のポールポジションのときは、クルマがテスラなのにエンジン音がありました。またゲーム中で自車が火を噴きながら走るシーンが登場しますが、そこにリアルさを感じる人も、もしかしたらいるかもしれません。
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