どこまで踏み込む?3メガ銀の構造改革
そのため、みずほFGは23度年まで5年間の中期経営計画に「次世代金融への転換」を掲げ、店舗改革やデジタル化などによる業務量削減を加速させる方針を盛り込んだ。拠点数の合理化についても、当初計画の100拠点に30拠点積み増した130拠点を目標に置いた。
MUFGは17年に策定した店舗戦略を見直し、当初20%としていた削減目標について35%まで引き上げ、約180店舗を23年度までに減らす計画。業務削減量も9500人分から1万人超相当分まで引き上げ、経費削減に向け取り組みを加速させる。
三井住友FGも構造改革を進めており、17年度から19年度までの業務削減量について、グループ全体で当初の4000人分から5000人分弱になったことを明らかにした。
従来の事業モデルでは立ち行かなくなり、一部に銀行のあり方を問う向きもある中、「銀行が不要になるのであれば、我々自身が銀行でなくなればいい」(太田純社長)とし、抜本改革を進める意欲を示す。低金利環境が続く中、銀行の在り方は転換期を迎えつつある。
