「レアル・マドリー、夏に確保すべき本物のスーパースター5人」
史上初のUEFAチャンピオンズリーグ3連覇から一転、21世紀最悪のシーズンになってしまったレアル・マドリー。
ここでは、『sportskeeda』による「この夏に獲得する必要がある5人のトップスターたち」を見てみよう。
エデン・アザール(チェルシー)
28歳、ベルギー、市場価値184億円
ロナウド退団後、常に噂されてきた補強候補は彼だった。アザールはその穴を埋めるだけの能力を確実に持っている。
前任者ほどの決定力はないとはいえ、レアルでも間違いなく任務を果たすはずだ。
今季アップダウンを経験したチェルシーのなかで圧倒的なパフォーマンスを披露。レアルにトロフィーをもたらしてくれる存在になることだろう。
チェルシーには補強禁止処分の問題があるが、もはや移籍成立は時間の問題とされている。
また、チェルシーは彼の後釜として、バルセロナMFフィリペ・コウチーニョを獲得するとも。
ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)
26歳、フランス、市場価値110億円
現世界最高のセンターハーフのひとりであるポグバ。
ルカ・モドリッチとトニ・クロースにかつてのような輝きが見られないマドリーの中盤には間違いなく補強が必要だ。
今季のポグバは攻撃面でキャリアハイのスタッツを記録。悲惨なシーズンだったユナイテッドでそれをやってのけたのは至難だったはず。
彼ならレアルに栄光をもたらすのは間違いないだろう。問題はミーノ・ライオラ代理人の職務停止処分だが…。
マルコ・ヴェッラッティ(PSG)
26歳、イタリア、市場価値92億円
前述のように、レアルの中盤には間違いなく補強が必要だ。
ヴェッラッティは大枚を叩いてでも獲得すべき選手のひとりといえる。世界で最も優れたMFのひとりであり、レアルの“血統”にも完璧にフィットするはずだ。
もし加入すれば、すぐさまレアルの中盤を仕切るようになることだろう。また、今季のチームに絶望的に欠けていたクリエイティビティももたらしてくれるはず。
レアルがずっと求めていたシャビ・アロンソのような存在になりうる。ただ、彼もまたミーノ・ライオラ代理人の顧客だ…。
ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)
28歳、スペイン、市場価値86億円
ユナイテッドからレアルへの移籍がありうるかもしれないもうひとりの選手。移籍市場が開くたびに移籍が噂されてきたデ・ヘアだが、いまだにそれは実現していない。
レアルは昨夏にティボー・クルトワを獲得したばかりだが、間違いなく彼も手に入れたいはず。
終わったばかりの今シーズンを除けば、デ・ヘアはいまだに世界最高の守護神のひとりだ。ただ、悲惨だった今季のユナイテッドにおいて、彼は戦犯扱いされており、移籍を考えうるかもしれない。
そして、ユナイテッド側も新契約を提示する前に現金化するのがいいと考える可能性がある。
キリアン・エムバペ(PSG)
20歳、フランス、市場価値245億円
彼に紹介は必要ない。
ユヴェントスへと去って行ったクリスティアーノ・ロナウドの穴を埋める存在を必要としているレアル。若く、速く、決定的、そしてスーパースターであるエムバペは完璧なチョイスになる。
彼はまさにレアルが欲しているタイプの選手だ。今はまだロナウドのレベルに達してないとしても、それ以上になるポテンシャルを秘めている。また、商業的な意味合いでもうってつけの存在だ。
もしエムバペがCLで優勝したいなら、PSGから移籍するべきだろう。そして、レアルはその場所になりえる。ジダン監督とも相思相愛とされているが…。