元UFCライト級世界王者コナー・マクレガ【写真:Getty Images】

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夏に対戦要求も…“ジャパンマネー目当て”指摘する声「一瞬で900万ドルだ」

 格闘技イベント「RIZIN.14」でボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)に139秒TKO負けを喫したキックボクシングの那須川天心(TARGET)。今度はかつてメイウェザーとボクシングルールで敗れていたMMA(総合格闘技)の元UFCライト級世界王者コナー・マクレガー(アイルランド)から「東京で総合格闘技のエキシビジョンマッチを戦いたい」と“挑戦状”を突き付けられた。海外ファンは「イージーマネー目当てか」「一瞬で900万ドル」などとジャパンマネー目当てと揶揄している。

 大晦日、メイウェザーに敗れ、悔し涙を流したキックボクシング界の神童。RIZINとともに次なる一手に注目が集まる中、驚きの展開が待っていた。総合格闘技のスーパースター、マクレガーが自身のツイッターを更新。那須川に挑戦状を突き付けている。

「私は総合格闘技のエキシビジョンマッチでテンシン・ナスカワと対戦するために東京に行きたい。夏の前に、だ。準備してほしい。すぐに、だ。チャンピオン中のチャンピオンより」

 そもそも、マクレガーの因縁の相手はメイウェザーだった。2人は17年8月にボクシングルールによる公式戦で激突。この試合のために現役復帰したメイウェザーは10回1分5秒でTKO勝ちを収め、110億円のファイトマネーを稼いだとされる一方、マクレガーも大金を手にしていたが、このタイミングで那須川に急転直下の挑戦状となった。

 マクレガーのツイート直後から返信欄には海外のMMAファンから5000を超えるコメントが殺到した。

コメント5000件超「賢い男だ」「小切手目当て」

「一体何があなたに起きたんだ」
「誰もが現金を引き出そうとしている」
「一瞬で900万ドルですね」
「ラグビーW杯中に東京で戦えば、アイルランド人が集結する。賢い男だ。1000万稼ぐ間に日本のカジノにプロパー・ナンバー12を売り捌ける」
「まったくもって悪いアイデアではない」
「イージーマネーだ。行け、チャンプ」
「小切手目当てですね」

「プロパー・ナンバー12」というウィスキーブランドを展開するなど、ビジネスマンとしての才覚も見せているマグレガー。メイウェザーもゲットしたファイトマネー目当てというファンの声が目立っていた。

 メイウェザー戦を巡っては、試合決定直後、マクレガーが「東京は熱くなるのか?(メイウェザーの)隣にいる男は誰なんだ」と投稿。那須川がこれに「君の敗北のリベンジを果たすことを約束するよ。僕の戦いを見ていてくれ」と反応する一幕もあった。さらに、試合後もツイッターでメイウェザーに対して挑発的な投稿を行い、反響を呼んでいた。(THE ANSWER編集部)