産総研がAI検証環境を整備、工場やコンビニなど再現
臨海地域は工場や小売店、研究室などを再現する。工場では工作機械とロボットなどを連携させる。研究室では創薬などの実験作業をロボット化する。
いずれも装置やセンサーからデータを収集し、品質管理をAIで高度化したり、各機器の制御にAIを応用したりして稼働率を向上させる。
東大の柏拠点では、千葉県柏市や市民と連携して、人間の生体データや行動データを収集する。拠点で物体や人物の動きをデジタル化する「モーションキャプチャー」などの計測装置で精密なデータをとり、日常生活でウエアラブルセンサーからデータを集める。
さらにウエアラブル端末から得た粗いデータを拠点での精密データで補強し、健康状態や運動管理などの高度なサービスに利用できるようにする。
AIアルゴリズムの改良で低品質データが解析できると、センサーをより簡易化して事業が採算ラインにのるなど、産業界はAIの活用モデルを精査できる。設備投資に補正予算、研究活動費に産総研の内部予算や企業との共同研究予算を当てる。50社以上との共同研究を目指す。
