レゴでCERNの大型ハドロン衝突型加速器を作る「LHC micro models」はアトラスなどを手のひらサイズで再現

ブロック玩具LEGO(レゴ)に、CERNのATLASやCMSなどを精巧に再現した「LHC micro models」が登場しています。レゴからパーツを取り寄せて、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を再現することまで可能です。
LHC micro models | Build Your Own Particle Detector
https://build-your-own-particle-detector.org/models/lhc-micro-models
このレゴアイデアに、リバプール大学博士課程の学生Nathan Readioffさんが、CERNの開発する大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を構成する各実験施設を手のひらサイズで再現するレゴシリーズ「LHC micro models」として提案し、見事に1万票以上の支持を得ることに成功しました。
LEGO Ideas - The Large Hadron Collider
https://ideas.lego.com/projects/94885

ReadioffさんはLHCを構成する「ALICE」「ATLAS」「CMS」「LHCb」の各実験施設の精巧な3Dモデルを描き、実際にレゴとして組み立てられるレベルまで準備するという周到ぶり。
これは「ATLASレゴ」の模式図。

各部のパーツは組み立てやすいように色分けされていますが、実際の施設の色に近づけているというこだわりぶり。

実際に組み立てるとこんな感じになります。各実験施設レゴは手のひらに収まる大きさだとのこと。

「ALICEレゴ」

「CMSレゴ」

「LHCbレゴ」

なお、「LHC micro models」はまだ正式に商品化されていませんが、Readioffさんは各実験施設を組み立てるためのパーツリストまで公開しており、実際にLHCを組み立てることができる状態までお膳立てしてくれています。
LHC micro models - Parts lists | Build Your Own Particle Detector
https://build-your-own-particle-detector.org/models/lhc-micro-models/lhc-micro-models-parts-lists
例えば「ATLASレゴ」を作るために必要なパーツを一覧にまとめたリストはこんな感じ。

組み立てガイドも公開されています。

各実験施設をMagnetic dipoleでつなぎ合わせると、LHCが完成。

実際にレゴで組み立てるとこんな感じになります。

もはや「LHC micro models」をレゴが商品化する必要はなさそうです。
