台湾、ICAO総会参加に向け中国大陸の妨害警戒 米国は支持
ICAO総会は3年に1度開催。台湾は、中国大陸との融和路線を採った国民党の馬英九政権時代の2013年、「特別ゲスト」として中華台北(チャイニーズタイペイ)の名称で、1971年の国連脱退以来の初参加を果たしている。
WHOのマーガレット・チャン事務局長は中国大陸の推薦により当選を果たした香港出身の人物で、台湾ではICAOの柳芳事務局長が大陸籍であることが、ICAO総会参加に不利に働くのではないかとの憶測が出ている。
また、中国大陸は、5月20日に発足した民進党の蔡英文政権が「一つの中国」の原則を受け入れようとしないことを理由に、両岸(台湾と大陸)間の対話を停止。ただ、台湾側はICAO総会について話し合いを求めている。
これに対し、中国大陸の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は今月4日、「一つの中国」の原則を認めなければ、台湾との話し合いには応じないとの姿勢を改めて示した。
一方、米国務省東アジア太平洋局の報道官は、米国は台湾の「有意義な」総会参加を支持すると述べている。
(唐佩君、汪淑芬、鄭崇生、陳家倫、邱国強/編集:杉野浩司)
