保護責任者遺棄致死など4つの罪に問われていた、元俳優押尾学被告の判決が東京地裁で言い渡された。判決は2年6ヶ月の実刑。ただし未決拘留期間180日が刑に算入される。今回の裁判は、芸能人初の裁判員裁判と、押尾被告と一緒に合成麻薬MDMAを服用し亡くなった田中香織さんの容態が急変した際、適切な保護を取らずに死なせたとする「保護責任者遺棄致死」が認められるかどうかに注目が集まっていた。判決では「保護責任者遺棄罪」