夢に出てきた亡き夫 「恩人に30年前の借金返済を」
今年73歳の連保男さんは新北市八里でも有名な建材商だった。また、妻の阿蘭(アーラン)こと柯君子さんは人助けに大変熱心で、困った人には金を貸し、返してくれるかどうかなど気にも留めない人だった。
2007年子どもたちも成人した頃、20年前に亡くなった夫の蘇さんが鄭さんの夢に度々現れるようになった。夫は黙っているが何か言いたげだ。そこで、寺廟でお伺いをたてると夫は「あの借金を返さねば」と言っているとのこと。早速、周囲の協力を得て連さん夫婦を探し始めたもののなかなか見つからなかった。
しかし2012年、警察などの協力で鄭さんはとうとう柯さんの夫、連さんを探し当てることができた。早速借りていた残りの24万元を持ってお礼に行った。しかし、連さんは「女手ひとりで娘さん2人をよくぞ育ててこられた」と気遣い、それは受け取る必要のない金だと言い張る。鄭さんは涙を流しながら「せめて下の娘の婚礼に出てやってください」と頼んだ。連さんは「このお金を結婚祝いにしましょう」と快諾した。
