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 全米野球記者協会(BBAWW)の会合が、14日(日本時間15日)にフィラデルフィアで行われ、ブルース・マイヤー暫定専務理事は大リーグ機構(MLB)が提案している「サラリーキャップ(選手の報酬総額に上限を定める制度)」導入の提案、それに向けた動きを厳しく批判した。

 MLBは大谷らのドジャースなど裕福な球団のスター選手独占を防ぎ、戦力均衡を保つために導入が必要と主張している。しかし、2月にトニー・クラーク前専務理事の退任を受けてトップに就任したマイヤーは、「ベースボールというスポーツは非常に順調だ。リーグのどの市場にある球団でも十分に競争できるだけの資金力はある」と強調。機構側は5月にサラリーキャップ制度の導入を提案したが、選手の給与抑制につながるこの案を選手会側は「決して受け入れない」と反発している。

 この日、マイヤーは「私はこの制度は選手たちにとって有害であり、将来の世代にとっても悪影響を及ぼすものだと考えている」と強い口調で述べた。現行の5年契約の労使協定は12月1日に失効する予定で、新労使協定締結に向けた交渉は難航が予想される。ロックアウト(施設閉鎖)は避けられないと目されており、シーズンの一部が失われることを危惧する声も。今後の動向に注目が集まる。(フィラデルフィア・杉浦大介通信員)