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東京・北区の小学校で火事があり、児童ら11人がケガをしました。現場の教室に児童らが取り残される中、懸命の救助が行われました。

■児童327人のうち20人前後が一時取り残され

小学校の一室から、次々と噴き出す黒煙。撮影者がいる建物の下には、防災頭巾をかぶった子供たちがいます。

警視庁などによると、当時、学校にいた児童は327人。そのうち、20人前後が一時、取り残されました。わずかなひさしの上で身を寄せ合う子供たち。煙が噴き出す窓から、先生に支えられ、もう1人。

取り残された児童でしょうか。消防隊員のそばに3人。そのすぐ近くでは火の手があがっています。

全員救助されましたが、児童や教員らあわせて11人がケガ。命に別条はないということです。

救助された小学生は…

「(避難していた)足場はここからここぐらいの範囲。2人落ちちゃって、すべって」

一緒にいた別の児童は骨折したといいます。

救助された小学生
「10分くらい待って3階までおろされた。(煙を)吸ってしまって、救急車で運ばれて、2時間ぐらい様子見て戻ってきた。(Q:体調大丈夫ですか?)はい」

■「一緒に子どもを守ろうと避難してくださった」

救助された児童の保護者
「先生方含めてみんなで避難して、一緒に子どもを守ろうと避難してくださった」

グラウンドや近くの公園に避難した児童たち。

先生
「3年生先行って」「ホース踏まないように歩いてください」

近所の住民
「先生・子供たち、落ち着いて行動していた。日頃から訓練しているなと」「移動はスムーズに出来ていた」

■「みんなが頑張って学校を守ろうとしている」

小学2年生
「友達同士で『大丈夫?』『ケガない?』とか言っていて。みんなが頑張って学校を守ろうとしている。友達を心配していて、すてきだなと思った」

東京・北区、滝野川第三小学校で起きた火事。火はおよそ3時間後に消し止められました。当時、何が起きていたのでしょうか。

小学3年生
「3時間目のプールの授業中、非常ベルみたいなのが鳴った。見渡したら、音楽室らへんで火が燃え上がっていた」

小学1年生
「なんか上に燃え上がる」

小学3年生
「ボ〜って」

■火元とみられるのは4階の音楽準備室

火元とみられるのが、4階にある音楽準備室です。警視庁などによると当時、音楽室では5年生のクラスの授業中でした。音楽準備室があるのはその隣で、扉でつながっています。

すると授業中、火災報知器が鳴ったため、同じ4階にいた男性教師がドアを開けると、火事が起きていたといいます。

当時、4階にいたという児童は…

4階にいた小学5年生
「社会の授業中りりりり〜って(火災報知器が)鳴った。廊下で火は見ました。音楽室の方でちょっと火は出ていた。やっぱり火事だ、とにかく急いで脱出した。マジの炎だと思って怖かった」

■使用していないストーブが…“自然発火することは考えづらい”

捜査関係者によると、音楽準備室には使用していないストーブが置かれていたそうです。これが出火原因なのかはわかっていませんが、専門家は、自然発火することは考えづらいと指摘します。

東京消防庁 麻布消防署長・坂口隆夫さん「自然発火的に出火することはまず考えられない。人が点検のために『操作した』『着火した』そういう事をやって、異常燃焼してしまった(可能性)。音楽室は遮音材、防音材が使われている可能性があるという事ですね。燃えやすい材質の場合、一気に燃え上がる特性がありますので」

警視庁は20日以降、実況見分を行い、詳しい出火原因を調べるとしています。