【前編】夏の売りは“ひんやり”あずきかき氷女性三代で営む甘味処の看板娘90歳から続く「まるか村松商店」が甘味処をはじめたのは昭和37年のこと。茶の斡旋業の閑散期に、大判焼きを売り出したという。加寿子さんがこう語る。「発案は義母です。厳しい人でお茶の商いのこと、家を守ることをたたき込まれました。なにより大事なことは、人に喜んでもらうことだと。大判焼きのあんこ作りは、最初から私の仕事。炊き方は、最初は親