「わずか5球団のうちの1つだ」村上宗隆が変えたWソックスの“思考と闘争心” WBC米国監督が強調「打率.240、20本塁打、OPS.940。それだけじゃない」

写真拡大

村上は自身の打撃成績だけではなく、自信もチームに持ち込んだようだ(C)Getty Images

 今季、地区上位争いを演じているホワイトソックスは、主砲としてチームを牽引していた村上宗隆の負傷離脱後の現在もその勢いは衰えていない。村上が右太もも裏を痛め負傷者リスト(IL)入りとなった現地時間5月30日から6月7日まで行われた8試合で4勝4敗という成績を残している。65試合を終えた時点で34勝31敗と、勝率5割以上を維持。3ケタの黒星を記録していた昨季までとは異なるその戦いぶりに寄せられる関心は、村上が不在となった現在も大きいままだ。

【動画】「めちゃくちゃ綺麗なお辞儀」と反響相次ぐ 19号2ランの村上宗隆を出迎えた西田陸浮の「いい光景すぎる」行動を見る

 ホワイトソックスの情報を扱う『CHICITY SPORTS』では、8日配信の記事において、『MLB Network』のアナリストを務めるマーク・デローサ氏が、村上がチームに及ぼしている影響力について語ったコメントを紹介している。

 今春、ワールド・ベースボール・クラシック米国代表監督も務めたデローサ氏は、村上の功績として、「打率.240、20本塁打、OPS.940。それだけじゃないんだ」「この男はチームの考え方そのものを変えた」などと述べており、他にも、「彼はチーム全体の思考プロセスをあらゆる面で加速させたと思う」と入団からこれまでの印象を語っている。

 また、それらの言葉を伝える『CHICITY SPORTS』は、ここまでのホワイトソックスの奮闘も称えており、「ムラカミが離脱している間も地区順位やリーグ順位で大きく後退していない。現在もアメリカンリーグで勝率5割を超えているわずか5球団のうちの1つだ」と主張する。

 さらに、「2026年以前のホワイトソックスは、過去3シーズン連続で100敗以上を喫していた。その中には、2024年に記録したMLBワースト記録となる121敗も含まれる」と振り返りながら、「そのため、2026年のホワイトソックスが話題になると予想していた人はほとんどいなかった。ましてや、アメリカンリーグ有数の好チームになると考えていた人はさらに少なかっただろう。だが、現実は違う」などと綴り、今季の変貌ぶりを強調。

 その上で同メディアは、「ムラカミ不在の中でもチームは勝率5割前後を維持しながら強豪との戦いを続けている。もし彼が復帰するまでこの状態を保てれば、ホワイトソックスはシーズン後半も周囲を驚かせ続ける存在となりそうだ」として、今後への期待を膨らませている。

 チームはもうしばらくの間、村上を欠いての戦いを強いられるものの、この先の結果も決して黒星ばかりが続くことにはならないはずだ。日本人ルーキーがもたらした勢いは、今後もホワイトソックスの大きな支えになっていくに違いない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]