1年間で身に付けた“プレミアリーグ基準”…田中碧が2度目W杯へ「やってきたものを出す」
プレミアリーグで得た自信を胸に、再び世界へ挑む。日本代表MF田中碧(リーズ)は、2025-26シーズンを振り返って「思った以上にやれたなというのは個人的にはある」と手応えを口にした。世界最高峰リーグでの経験を糧に、自身2度目のW杯へ向かう。
前回のカタールW杯ではドイツ戦とスペイン戦に先発出場。スペイン戦ではグループリーグ突破を決定づける決勝ゴールを挙げた。前回大会から3年半が経ち、今シーズンは自身初となるプレミアリーグで戦い続け、自らの現在地を確かめた。
「出たときのプレーで言ったら、正直ある程度の手応えもすごく感じていた」(田中)。プレミアリーグ開幕前には、激しいフィジカルコンタクトやスピードへの適応も課題になると考えていた。しかし実際には「思っていた以上にアダプトするのに時間はかからなかった」と振り返る。
その理由のひとつとして挙げたのが、自身の特長を発揮しやすい環境だったことだ。「ほかの選手たちが自分とはまったくタイプが違うからこそ、自分は自分のやるべきことを100%やることがチームのためになるのは大きかった。自分が出る試合と出ていない試合ですごく内容が変わるので、そういう意味ではやりがいもあった」。フィジカル面での課題は感じながらも、それを補う術も見出した。
「サッカーは11人でやるし、頭と技術で隠せる部分もある。守備でもフィジカルコンタクトで取るシーンは多くはなかった。そこの課題はありつつ、インターセプトだったり違う取り方もできる。課題は感じているけど、それと同時に違うもので戦うのであればやれるなと」
イングランドで積み重ねた経験は、本大会への自信にもつながっている。昨シーズンはチャンピオンシップで43試合に出場し、リーズのプレミアリーグ昇格に貢献。今シーズンはプレミアリーグで出場機会に恵まず、途中出場が続いた時期もあったなか、終盤には7試合連続スタメンを飾った。「それなりに(全)38試合はそういう経験をさせてもらった」と語るように、世界最高峰リーグで積み重ねた日々は大舞台へ向かう確かな支えとなっている。
強豪国との対戦にも特別な意識はない。「もちろん強豪国になれば世界トップレベルの選手ばかりですけど、普段からそういう選手たちとやっている。相手という意味ではそんなに変わらないかなと思う」。そうして迎えた北中米W杯は、普段積み重ねてきたものを示す舞台でもある。
「今年は意識しなかったとしても、そのレベルでやってきた。何かを変えるつもりもないし、やってきたものを出す。いいプレーも悪いプレーもあると思うけど、気負わずに自信を持ってやることが一番いいと思う」。“プレミアリーグ基準”となった確かな手応えを胸に、田中は再び世界の舞台に立つ。
(取材・文 石川祐介)
前回のカタールW杯ではドイツ戦とスペイン戦に先発出場。スペイン戦ではグループリーグ突破を決定づける決勝ゴールを挙げた。前回大会から3年半が経ち、今シーズンは自身初となるプレミアリーグで戦い続け、自らの現在地を確かめた。
その理由のひとつとして挙げたのが、自身の特長を発揮しやすい環境だったことだ。「ほかの選手たちが自分とはまったくタイプが違うからこそ、自分は自分のやるべきことを100%やることがチームのためになるのは大きかった。自分が出る試合と出ていない試合ですごく内容が変わるので、そういう意味ではやりがいもあった」。フィジカル面での課題は感じながらも、それを補う術も見出した。
「サッカーは11人でやるし、頭と技術で隠せる部分もある。守備でもフィジカルコンタクトで取るシーンは多くはなかった。そこの課題はありつつ、インターセプトだったり違う取り方もできる。課題は感じているけど、それと同時に違うもので戦うのであればやれるなと」
イングランドで積み重ねた経験は、本大会への自信にもつながっている。昨シーズンはチャンピオンシップで43試合に出場し、リーズのプレミアリーグ昇格に貢献。今シーズンはプレミアリーグで出場機会に恵まず、途中出場が続いた時期もあったなか、終盤には7試合連続スタメンを飾った。「それなりに(全)38試合はそういう経験をさせてもらった」と語るように、世界最高峰リーグで積み重ねた日々は大舞台へ向かう確かな支えとなっている。
強豪国との対戦にも特別な意識はない。「もちろん強豪国になれば世界トップレベルの選手ばかりですけど、普段からそういう選手たちとやっている。相手という意味ではそんなに変わらないかなと思う」。そうして迎えた北中米W杯は、普段積み重ねてきたものを示す舞台でもある。
「今年は意識しなかったとしても、そのレベルでやってきた。何かを変えるつもりもないし、やってきたものを出す。いいプレーも悪いプレーもあると思うけど、気負わずに自信を持ってやることが一番いいと思う」。“プレミアリーグ基準”となった確かな手応えを胸に、田中は再び世界の舞台に立つ。
(取材・文 石川祐介)
