渋野日向子(C)共同通信社

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「見納め」になるかもしれない。

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 過去最多の日本勢23人が出場する今年の大会。舞台はカリフォルニア州のロサンゼルス郊外にある名門「リビエラCC」(6699ヤード・パー71)だ。

 昨年は3日目終了時に、通算7アンダーの首位M・スタークから2打差の3位タイに西郷真央、渋野日向子、竹田麗央の3人が並び、熱い優勝争いを演じた。結局、竹田は2打差2位、西郷3打差4位、渋野4打差7位に終わったが、ファンを驚かせたのは渋野だ。

 昨季も序盤から調子が上がらず、全米前の9試合で最高位はシェブロン選手権44位。直近の試合も予選落ちしていたが、大舞台で人が変わったようなプレーを見せた。

 その後は元の状態に戻り、2度の4連続予選落ちなどでポイントを稼げずシードを失った。

 今季もここまで7試合で予選落ちは4度。4月のシェブロンには出場できず、2021年の「全英女子」以降、キープしてきたメジャー出場は21試合で途切れた。

 今大会は、昨年のトップ10入りの資格で出場できるが、今の状態では、「全英」以外のメジャーで渋野のプレーを見られるのは今回が最後になるかもしれない。

 女子の海外メジャーは、以下の5大会ある。

・シェブロン選手権(4月)
・全米女子オープン(6月)
・全米女子プロ選手権(6月)
エビアン選手権(7月)
・全英女子オープン(8月)

 渋野は現在ポイントランキング154位、世界ランキング265位と下位に低迷。この先、出場が約束されているのは、歴代優勝者に名を連ねる全英女子だけなのだ。

「どこかで大きくポイントを稼がないと、今の状態から抜け出せません」と、ツアー関係者がこう言う。

「今年、1回目の出場優先順位見直し(リシャッフル)直前の『リビエラ・マヤ・オープン』は、日米ツアーを通じて5試合ぶりに予選は通ったが59位に終わり、ポイントランクは137位から150位へダウン。出場順位が大きく上がる80位以内は遠くなり、来季のシードも危うい位置です。昨季から追い詰められた状態でプレーしているので、予選落ちばかり気にして、本来の強気なゴルフが見られない。結果が悪くても、18ホールの中で良かったショットを思い出し、自分を慰めているようなコメントが目立ちます。今年もこの大会で上位争いしてポイントを稼ぎ、まずは80位以内に入れば精神的に楽になりますが……」

 19年全英優勝の他に、これまでベスト10入り6度。渋野は「メジャーに強い」が代名詞だった。それが昨季は今大会7位の後は3大会連続予選落ち。自身の今後のためにも今年最初のメジャーで、「代名詞復活」といきたいところだ。

 初日は、ミシェル・ウィー、ヤニ・ツェンというメジャー覇者2人と日本時間5日午前5時36分に1番からスタートする。

  ◇  ◇  ◇

 そんな渋野が復活する道はあるのか。テレビ解説でもおなじみの女子プロ・塩谷育代氏は渋野について「ゴルフを遮断すること」を提言していた。いったいどういうことなのか。その真意とは。●関連記事 【もっと読む】今の渋野日向子には休息が必要です では、それらについて詳しく報じている。