【ハイキュー‼×SVリーグ】児玉奈津美の理想は音駒高校のバレー リベロの夜久衛輔は「″そこにいる″のがいい」
『ハイキュー‼』×SVリーグ コラボ連載vol.2(38)
NECレッドロケッツ川崎 児玉奈津美 後編
現役のSVリーガーに、バレーボール漫画『ハイキュー‼』を語ってもらうコラボ連載。選手たちが選ぶベストメンバー、共感したシーン、ベストゲームとは?

(c)古舘春一/集英社 選手写真/SVリーグ
<SVリーガーが語る『ハイキュー‼』>
Q1、監督目線で『ハイキュー‼』のベストメンバーを選ぶなら?
【オポジット】
牛島若利(白鳥沢学園高校)
【アウトサイドヒッター】
澤村大地(烏野高校)、田中龍之介(烏野高校)
【ミドルブロッカー】
月島蛍(烏野高校)、黒尾鉄朗(音駒高校)
【セッター】
影山飛雄(烏野高校)
【リベロ】
夜久衛輔(音駒高校)
「オポは牛島。大エースで、多くは語らないけど、背中で見せるのがいいですよね。サイドは大地さん。とにかくカッコいい。人として尊敬できる部分があるし、チームのことを常に考え続けられる。自分もそうなりたいので、余計に尊敬します。もうひとりは田中。『ところで平凡な俺よ......』とか名言が多いし、共感しますね。
ミドルは月島。一番好きなキャラで、なんだかんだ真面目に頑張るところがいいですね。白鳥沢学園戦の『バレーにハマる瞬間』は、一番好きなシーンです。もうひとりは黒尾。深く考えていて、ラリー中も冷静。自分はそういう選手に惹かれます。
セッターは影山。宮侑もいいんですが、バレーに対する姿勢が好きです。そしてリベロは、夜久さんがいいです! "そこにいる"っていう、目立つだけじゃないのがいいんですよ」
Q2、教訓となった、共感した場面や言葉は?
「烏野高校の前々主将、田代(秀水)の『チャンスは 準備された心に降り立つ』は名言ですね。自分も、ずっと頑張っていたら誰か見てくれる、というのを体感してきたので。チャンスは待っていて訪れるものじゃなくて、積み重ねたものがあるから掴めるんだなって。だから、及川徹の『才能は開花させるもの センスは磨くもの』というセリフも同じように好きですね」
Q3、作中の個人的ベストゲームと、その理由は?
烏野高校vs音駒高校
「音駒のバレースタイルが好きです。粘って、つないでいく。夜久さんはその象徴ですね。あと、あの試合は両チームの選手が成長していくじゃないですか。『1試合のなかでこんなに成長できるんだ! 自分もこんなバレーがしたい』って思わせてくれますね」
【プロフィール】
児玉奈津美(こだま・なつみ)
所属:NECレッドロケッツ川崎
2002年5月16日生まれ、大阪府出身。168cm・リベロ。母や姉の影響でバレーを始め、中学ではクラブチームをふたつ掛け持ちして技術を高めた。金蘭会高校では春高バレーに3年連続で出場。1年時には優勝を経験した。順天堂大学では3年までスパイカーだったが、4年時にリベロに転向。新たなポジションでも能力を発揮し、2025年にNECレッドロケッツ川崎に入団した。
