ホンダ「2ドアスポーツカー」に「早く販売して」の声! 軽量&流麗ボディに魅了された人続出? 新モデルに期待膨らむ

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軽量スポーツに市販の夢を見る人も

 過去に開催された東京モーターショーのなかでも、ホンダは2017年の第45回で2ドアスポーツカーのコンセプトモデルを初公開していました。
 
 このコンセプトモデルについて、SNSなどではさまざまなコメントが投稿されています。

スポーツモデル登場に期待高まる(画像:ホンダ公式YouTubeチャンネルより)

 2017年10月27日から10日間開催された第45回東京モーターショーでは、ホンダは5台のコンセプトカーと3台のレーシングカーを含む20台の四輪車、および二輪車を出展。

【画像】「えっ…!」 これが市販化期待の「2ドアスポーツ」です!(50枚)

 そのなかで初公開されたコンセプトモデルのひとつが「Honda Sports EV Concept(ホンダ スポーツ イーブイ コンセプト、以下スポーツEVコンセプト)」です。

 スポーツEVコンセプトは、2017年9月にドイツで開催された「フランクフルトモーターショー」で披露された「Honda Urban EV Concept(ホンダ アーバン イーブイ コンセプト、のちに「ホンダ e」として市販化)」がベース。

 2ドアクーペのコンパクトなボディに、EV性能と人工知能(AI)を組み合わせ、人とクルマがひとつになったような「操る喜び」の実現を目指したコンセプトモデルだと、当時ホンダは説明していました。

 エクステリアは、抑揚のあるボディ造形や力強く張り出したフェンダーで構成され、ホンダeやアーバンEVコンセプトとも共通する丸いヘッドライトとブラックアウトされたフロントフェイスが特徴です。

 ロングノーズ・ショートデッキである点は、かつてホンダが販売していた2ドアライトウェイトスポーツカー「S800」や「S2000」に通ずるものを感じさせます。

 また、操る喜びといった表現や「所有する喜びと愛着が感じられる、次世代のスポーツカーを目指した」という公式でのコメントから、都市内の移動を想定したアーバンEVコンセプトとは異なり、走りの楽しさを追求した趣味性の高いモデルであることがうかがえます。

 登場時は「S2000に代わる新たなモデルか」「S800の再来」などと噂されたこともあり、スポーツカーファンからは注目の存在でしたが、出展後から現在に至るまで直接的な市販モデルは一切登場していません。

 そんなスポーツEVコンセプトについて、SNSなどでは多くのユーザーが話題にしており、さまざまなコメントが投稿されています。

「早く販売して欲しい」「夢があるなぁ」「出たら乗りたい」など、新たなスポーツカー登場を予感されるモデルに胸を躍らせる人が多いようです。

 デザインに関しては「S660ネオクラシックに通ずるものがありますね」「旧シティっぽい雰囲気醸し出していて良かった」「ホンダらしい、いいデザイン」「クーペになったホンダ eだった…」「このデザイン受けないと思う」など、賛否が分かれているようです。

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 なお、ホンダが2022年4月に発表した「四輪電動ビジネスの取り組みについて」では、EVスポーツモデルに言及し、「スペシャリティ」と「フラッグシップ」というふたつのモデルをグローバルへ投入していくことを明かしました。

 2023年8月18日には、ホンダの高級ブランドであるアキュラが、米国カリフォルニア州で開催されたモントレー・カー・ウィークにて、新型「Acura Electric Vision Design Study」を映像で初公開しました。

 流麗でスポーティなデザインであることから、4月の発表で明かされたスポーツモデルのひとつなのではないかといわれており、期待が高まっています。

 また、東京モーターショーは、2023年10月の次回において59年ぶりに名称が変更され「ジャパン モビリティ ショー」として生まれ変わります。

 新時代クルマへ変化をもたらすコンセプトモデル登場とともに、果たしてホンダのスポーツモデルが登場するのかどうかという点にも注目が集まります。