両軍サポーターに苦言を呈したのが、このカミラ・カベロだ。 (C)Getty Images

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 現地時間5月28日に行なわれたリバプール対レアル・マドリーのチャンピオンズ・リーグ決勝は、後者が1-0で勝利し、14度目の戴冠を果たした。

 この試合のオープニングセレモニーに登場した歌手のカミラ・カベロが、パフォーマンス中の両軍サポーターの振る舞いに怒りを露わにしている。

 25歳の米国出身シンガーは、そのセレモニーで、大胆な衣装に身を包み、大勢のダンサーを引き連れて歌とダンスを披露した。

 そして、試合後に自身のツイッターを更新。「私たちのパフォーマンス中に、ファンが自分たちのチームの応援歌を大声で歌っていたなんて信じられない。私はチームとともに良いショーを見せるために長い間、不眠不休で働いていた。とにかく、とても失礼なこと。でも、皆に喜んでもらえたことは嬉しいわ」と綴った。
【動画】華やかでセクシーな衣装で登場したカミラ・カベロ。パフォーマンス中に両軍サポーターの歌声が響き渡った
 英紙『Mirror』によれば、カミラはその後、「私は家族と一緒にサッカーを観て育ったの」と投稿。しかし、該当の2つのツイートは削除された。同紙は「CLという大舞台でのサポーターの振る舞いには不満を抱いたことは間違いない」と伝えている。

 そして、この投稿には支持する声と批判の両方が寄せられている。英スポーツ局『BT Sports』がパフォーマンス動画を公開したところ、「彼女のパフォーマンスは素晴らしいのに、目に入らないなんて哀れ」「カミラはいつだって最高」「間違いなく華を添えた!」といったコメントがある一方で、「サッカーなんだから、試合前には両軍のサポーターによる歌があれば十分」「スーパーボウルじゃないんだから、わきまえるべきだった」「UEFAは何を考えているんだ」といった厳しい意見も数多く寄せられている。

 ちなみに、英メディア『GIVEMESPORT』は「彼女はどうやら、アンフィールドのサポーターと温かい関係を築くことは難しそうだ。特にあんなツイッターでの暴言の後では、良好な関係を望めるはずもない」と綴っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部