パナソニックが日米で実証する「ミリ波Wi−Fi」の実力
第5世代通信(5G)ネットワークを補完する形で、60ギガヘルツのミリ波を使ったワイファイによるローカルネットワークの構築を目指し、実証実験を本格化させる。国内や米国での実施場所については現在、選定中。車を使う宅配業者や公共交通機関との協力も目指し、データ蓄積を図る。
街路灯などの路側機やバス停にミリ波ワイファイのアクセスポイントを設置し、ドライブレコーダーやインフラのセンサーから得たビッグデータ(大量データ)を収集、分析する。路側機に設置したセンサーやカメラが捉えた交差点の死角データを瞬時に車に伝えたりもできる。
シンガポールにあるパナソニックの研究開発拠点前や、シンガポール南洋工科大学構内の公道では1年前から実証実験を始めている。周囲2キロメートルの道路でドアレコに蓄積した1000枚の写真をアップロードし、交通量を分析したりしている。
5Gとの連携も進めて、将来的には収集したデータをMaaS(乗り物のサービス化)や、パナソニックが注力するスマートシティー(次世代環境都市)事業に展開する。
