星稜・奥川恭伸【写真:沢井史】

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履正社が優勝ならば大阪勢の2連覇に

 第101回全国高校野球選手権大会は22日、甲子園球場で決勝戦が行われ、履正社(大阪)は3回、4番井上の逆転3ランを放ち、星稜(石川)から2点のリードを奪った。

 2回に1点を先制された履正社はその直後の3回、2死から池田、小深田が連続四球を選ぶと、井上が星稜のエース奥川が投じた初球のスライダーを捉えた。快音を残した打球は高々と舞い上がり、バックスクリーン左へと飛び込む3ランとなった。井上はこの夏3本目の本塁打。奥川は今大会、初めて自責点がついた。

 星稜、履正社のどちらが優勝しても初。星稜ならば北陸勢初優勝、履正社ならば大阪勢2連覇となる。(Full-Count編集部)