東工大、「実験スペース費」に市場価格
1研究室で使用する平均は6単位程度だ。有料化を通じ、教員に有効活用していない研究室を手放してもらうことで、戦略的に使える学長裁量スペースの増加を図ることが目的だ。
さらに19年度からは、研究分野により異なるスペースの必要度を勘案する。学院(学部と大学院を統合した東工大の独自部局)ごとの適性面積を算出。超過課金を設定することで、より必要性の高い学院・研究室にスペースが再配分され、学院間のスペース格差を是正する。
また、外部資金の獲得で新スペースを使用する際は、学内設定とはケタの異なる市場価格に準じた単価とする。その結果、同一金額で使えるスペースがすずかけ台キャンパス(横浜市緑区)は、大岡山キャンパス(東京都目黒区)より25%増となる。これにより都市部の大岡山から、スペースに余裕のあるすずかけ台への移動を促す。
大学本部は維持管理費の不足分を利用者応分負担とすることで、施設の修繕・更新の計画的な実施につなげていく。
