『おとなの大映祭』ポスタービジュアル

写真拡大

上映企画『おとなの大映祭』が、6月24日から東京・角川シネマ新宿ほかで順次開催される。

【もっと画像を見る(8枚)】

映画制作会社・大映の設立75周年を記念し、女優が主演した作品を特集する同企画。大映は1942年に創業され、『羅生門』『雨月物語』をはじめとする作品を制作し、長谷川一夫、市川雷蔵、勝新太郎といった俳優を輩出した。1970年代に倒産からの再建を経たのち、2002年には現在のKADOKAWA傘下に事業が移譲された。

同企画では、若尾文子、江波杏子、京マチ子、叶順子、大楠道代、関根恵子、渥美マリ、浅丘ルリ子らが出演した21作品を上映。ラインナップには10本以上が制作された『女賭博師』シリーズや、関根のデビュー作となった『高校生ブルース』シリーズ、市川崑監督が谷崎潤一郎の小説を映画化した『鍵』、木村恵吾監督、増村保造監督による『痴人の愛』3バージョンなどが並ぶ。

なお12月には『大映女優祭』、2018年春には『大映男優祭』が開催予定だ。