11日、日本テレビ「ウェークアップ!ぷらす」では、元日本ボクシング連盟終身会長・山根明氏に対し、10日に行った取材の様子を放送。8日に行われた辞任会見では、その詳細が語られず、アマチュアボクシング界に影響力が残るかどうかが一つの懸念となっていた。

番組スタッフから「会長や理事を辞任されたという理解でよいか?」と訊かれると、山根氏は「会長、理事、ちゃんと理解ではなくて、ちゃんと辞任してますから」と明言し、「後の残務整理が残ってますからね。これは放ったらかしにできないということはあります」とも。以後も連盟の残務を行うとしつつ、「それ以降の問題に関しては私も色んな考えがありますから」と続けた。

また告発側から、山根氏が判定介入を指示するようにも受け取れる音声データが公開された点については「音声については好きなようにしてくれたらええねん。100%山根明を悪いようにしてもらって結構」とキッパリ。その上で「あの部類が反社会的な団体なんですから」と反論すると、「私自身が自分の想いはね、テレビ局で生放送で自分で選んだところでやります」、「(まだ語っていない事実が)いっぱいあります」などと応戦する構えをみせた。