2024年10月の衆院選で自民党は大きく議席を減らした。この苦境をどう乗り越えるのか。文筆家の古谷経衡さんは「石破首相にとって、来夏の参院選こそが『本丸』であり、『総決戦』だ。しかし、味方であるはずの自民党内に敵となり得る危険因子が潜んでいる」という――。※本稿は、鈴木エイト・古谷経衡・小川寛大・窪田順生ほか『自民党の正体 亡国と欺瞞の伏魔殿』(宝島社)の一部を再編集したものです。写真=共同通信社記者団