期限付き契約でトッテナムに加入するのではと見られていたデイヴィッド・ベッカム(35歳)だが、ハリー・レドナップ監督は9日、保険の問題でベッカム獲得は実現しなかったと明かした。

ただし、メジャーリーグサッカーの開幕に備えて、ベッカムは明日10日から2月10日まではトッテナムの練習に参加するという。

スカイスポーツニュースの取材に答えたレドナップ監督は、「保険の問題があまりに複雑すぎて」移籍話は頓挫したことを明かしたが、2シーズンをミランで過ごした経験のあるベッカムが近くにいることで、チャンピオンズリーグの決勝トーナメントでミランと当たるトッテナムには好都合と話した。

「彼はここにいるだけで大きな影響力を与えると思うし、彼の持つ勝者のメンタリティに接するのはうちの選手たちにもいいことだ。みんな彼が来てくれるのを喜んでいるよ。本当はもっと長くいてほしいんだが、LAギャラクシーとの契約があるからね。彼らとしては2月前半には彼に戻ってきてほしがっているから、3週間のプレー契約を結ぶのは難しいかったんだ」