栃木県立高で「殴る・蹴る」の暴行動画がSNS拡散、「いじめ」認定…多くの生徒が認識も教職員に報告なし
栃木県教育委員会は4日、同県立高校の男子生徒が暴行を受ける動画がSNSで拡散された問題について、当該校が校内で行った調査結果を発表した。
学校は、動画内の暴力行為などがいじめだったと認定し、再発防止に向け相談窓口の周知などを行うという。
当該校は1月5日〜6月30日、当事者の生徒たちに対する聞き取りや、全校生徒が対象のアンケート調査などを実施した。その結果、▽動画内で確認された殴る・蹴るという暴力行為▽暴力行為の撮影、共有や拡散▽周囲の生徒からのはやしたて――の3点をいじめとして認定した。
また、暴行動画が拡散し、多くの生徒が暴力行為を認識していたにもかかわらず、教職員への報告がなかったことや、情報モラル教育への取り組みが不十分だったことなどを学校の課題に挙げた。今後の再発防止策として、外部講師によるSNSの利用に関する指導や、いじめ相談窓口の周知などを行うとした。

