韓国で患者200人巻き込んだ巨額保険詐欺 医者と保険外交員が手を組んで2億円超巻き上げる
韓国で診療記録を改ざんし、虚偽の治療確認書を発行して保険金約22億ウォン(日本円=約2億4665万円)を騙し取った疑いで、病院関係者や保険外交員らが相次いで裁判にかけられた。
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7月31日、法曹界によると、ソウル南部地検・刑事2部(キ・ノソン部長検事)は、病院室長や医師、保険外交員ら17人を保険詐欺防止法違反および医療法違反などの容疑で裁判にかけた。このうち3人は拘束起訴された。
検察は今回の事件を、保険外交員46人、歯科関係者6人、患者約200人が役割を分担して組織的に行った保険詐欺事件と結論付けた。
検察によると、保険外交員が患者を募集して歯科に紹介すると、歯科側は初診日を削除したり治療内容を水増しした虚偽の治療確認書を発行していた。
患者側は複数の歯科保険に重複加入し、虚偽の治療確認書を提示して保険金を受け取った後、その一部をツケの治療費として病院に支払う形で犯行に加担していたとされる。
歯科側は、このように受け取った保険金の約30%をいわゆる「ペイバック(キックバック)」として保険外交員らに支払うことで、より多くの患者を呼び込もうとしていた。検察は、この手口で彼らが騙し取った保険金が約22億ウォンに上ると試算している。
検察は、警察が当初不送致としていた病院室長のAや医師のBらに対する送致を要求し、補完捜査を行って彼らの保険詐欺犯行の全容を解明した。

特に検察は、警察が当初病院長と特定していたCが勤務医に過ぎず、実際には非医療従事者であるDが病院を開設・運営していた状況を確認し、医療法違反の容疑を追加適用した。
AおよびDとともに拘留起訴された保険外交員のEは、犯行を企てた人物で、多数の歯科や患者、保険外交員をつなぎ、紹介・斡旋手数料を受け取っていた容疑が持たれている。
警察の捜査が始まると携帯電話を隠匿し、自白した共犯者らに供述の撤回や口裏合わせを要求するなど、繰り返し証拠を隠滅した容疑も併せて持たれている。
検察は、残りの保険外交員や患者についても順次、司法処理する方針だ。
(記事提供=時事ジャーナル)

