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 平幕・藤ノ川が横綱・豊昇龍を突き落としで破り、2日連続の金星を挙げた。春場所の初挑戦から横綱戦4連勝(不戦勝を除く)は戦後初の快挙となった。「令和の牛若丸」は2日間で計101本の懸賞金も獲得し、4日目は大関・琴桜に挑戦する。2場所連続休場明けの横綱・大の里は隆の勝を押し出し、連敗を2で止め、初白星を挙げた。

 藤ノ川が右足一本で残し、逆転の右突き落としを決めた。横綱のかち上げにのけ反り、土俵際まで後退したが、そこからが真骨頂。粘りと機敏さが光り、2日連続で結びの一番を制した。「圧力が足りてないので動きでカバーした。夢やったんで、うれしいです」。またも頭上を座布団が舞った。

 早くも4個目の金星。横綱初挑戦から4連勝は戦後初の快挙となった。幕内最軽量123キロにして最年少の21歳は歴史に名を刻み「知らなかった。良かったです」と目を丸くした。2場所続けて東前頭筆頭で臨む今場所で勝ち越せば新三役が視界に入る。

 勝ち名乗り後、48本の懸賞金を受け取った。大の里戦と合わせ2日間で計101本。前日の支度部屋では「今日はみんなで焼き肉だ!」と声を弾ませたが、足を運んだのは当初から予定していた沖縄料理店だった。「今日こそ焼き肉、行きます」。4日目は大関・琴桜戦。精をつけ、3日連続の大物食いを期した。