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 ◇プロボクシングスーパーライト級8回戦 アオキ・クリスチャーノ(角海老宝石)《8回戦》菊池音央(志成)(2026年7月14日 東京・後楽園ホール)

 人気アイドルグループ「timelesz」の菊池風磨の弟で、プロボクサーの菊池音央(ねお、23=志成、6勝4KO2敗)が13日、日本ライト級4位アオキ・クリスチャーノ(37=角海老宝石)とのA級(8回戦以上)初戦の前日計量に臨み、63・4キロで一発パスした。

 計量を終えた菊池は開口一番「やりたくない気持ちがあった」と本音を吐露した。その真意を問われると「強いから。まだ(挑戦は)早いでしょ。時期尚早という言葉が当てはまりまくる」と自虐気味に話した。

 それでも周囲の関係者から説得され、勝敗関係なく試合後は約1カ月の長期休暇を条件にオファーを快諾したことを明かした。「勝っても負けても、一カ月休めるんですよ!?そのために頑張ります」と冗談めかしながら、意気込みを語った。

 13年度中日本ライト級新人王のアオキは34戦19勝12KO13敗2分けのキャリアを誇る。前戦ではWBOアジア・パシフィック同級王者・宇津木秀(ワタナベ)に10回判定負けも、何度もタイトル挑戦を経験してきたベテラン。菊池にとっても憧れの存在で「スタイル的にも好きでぐいぐい攻めて、“俺の体力ゲージ関係ねえ”くらいのゴリゴリ感と強引さとダイナミックさが好き。華があってかっこよくて、結構ファンです」と計量後のフェースオフではファンであることを伝え、笑顔で握手を交わした。

 昨年大みそかには志成ジム移籍初戦で6回50秒TKO勝ち。「当日、天井を見ているか、歓声を浴びているか」とWBA世界バンタム級正規王座決定戦(20日、両国国技館)に出場する同門の比嘉大吾が、8日の公開練習時に発したコメントを引用し、6連勝へ気合十分。

 その比嘉を指導する、野木丈司トレーナーのもとで体力強化に務めてきた。毎週水曜の合同練習にも参加し、調整期間には約一週間の走り込み合宿にも参加。“野木トレ”で体をいじめ抜いた。「合宿もきつかったが、その力を継続して使えるタイミングでアオキ選手と戦えるのはでかい。(勝てる)自信はついた」と“世代交代”へ闘志を燃やしていた。

 セミファイナルのウエルター級8回戦で対戦する、日本同級12位の野上昂生(25=大橋)は66・4キロ、同級9位の湯場海樹(27=YUVAX)はは66・3キロで一発クリアした。

 ともにかつてはワタナベジムに所属していた同士の「元同門対決」となるが、野上は「プライベートでの付き合いもあったが、そこは全く気にしない。自分が負けているところはないと思っている。明日は絶対ぶっ倒します」と気合十分に話した。