PAに尿入りボトル捨てないで! 悪臭放ち、清掃員悩みの種

今日も誰かが、駐車場であなたの排せつ物を片付けています―。各地の高速道路パーキングエリア(PA)やサービスエリア(SA)周辺で、尿を入れたペットボトルが不法投棄され、悪臭を放っている。その見た目から清掃員らの間では「黄金のペットボトル」と呼ばれる。廃棄物処理法に抵触する可能性もあり、高速道路会社や清掃員の悩みの種だ。
太陽がまぶしく照りつける6月のある日、中央自動車道屏風山PA(岐阜県瑞浪市)には、蛍光オレンジのベストを着た中日本高速道路や県トラック協会の職員ら45人ほどがトングを片手に清掃に当たっていた。高速道路とPAを隔てる植え込みから続々と見つかる総菜トレイやコーヒー缶などのごみ。中でも透明袋にずっしりとたまるのは500ミリリットルや2リットルのペットボトルに入った黄金色や茶褐色の液体だ。
「間違いなく尿です」「捨てられて日がたつと『プシュ』と炭酸みたいに液体が噴き出す」。ふたを開けると、清掃が行き届いていない屋外トイレのような強烈な臭いが鼻を突いた。この日は約1時間で35本を回収した。
