サプライチェーン全域に浸透するAI、北京の博覧会が示す産業イノベーションの最前線

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第4回中国国際サプライチェーン促進博覧会(チェーン博、CISCE)が、北京市で6月22日から26日の日程で開催されました。2023年以降、毎年中国で開催されている同博覧会は、サプライチェーンの協力をテーマとした世界初の国家級展示会です。

今大会には85の国・地域・国際機関から国内外の中核企業676社が出展し、フォーチュン・グローバル500選出企業や業界トップ企業が全体の65%超を占めています。各社と関連する川上・川下のパートナー企業を含めると、実質的な出展数は1200社を上回ります。また、会議や視察、商談目的で訪中する海外の団体も200以上に達する見通しです。

今回は初の試みとして人工知能(AI)専門エリアが新設され、データの収集からスマート演算、実際の応用に至るまでのエコシステムの全容が披露されています。同エリアでは、エヌビディア、インテル、クアルコム、アップル、アリババ、科大訊飛(アイフライテック)、TCLといった国内外のテクノロジー大手が集結し、AIチップや大規模言語モデル、業界向けソリューションなどの最先端の成果をアピールしています。韓国のSKハイニックスも今回が初の出展となりました。

また、同エリアの展示からは、ある大きな潮流が見えてきます。それは、AIやロボットがもはや単独の技術成果にとどまらず、産業・サプライチェーンを基盤として、生産、流通、サービスの各段階に深く浸透しているという現状です。

会場でハイライトとなった複数の代表的なチェーン展示においても、こうした傾向が顕著に表れています。「先進製造チェーン」ではAIが新型工業化を後押しする具体的な実用化モデルを、「スマート自動車チェーン」では研究開発から製造、エコシステム連携に至るまでの革新的な導入事例を紹介しています。さらに「クリーンエネルギーチェーン」はAIによるエネルギーの生産・配分・取引手法の変革を提示し、「健康生活チェーン」は製品設計や部品調達、リーン生産、スマート物流など多岐にわたるAIの活用例を展示しています。

現在、AIは世界の産業・サプライチェーンの構造再構築を加速させ、よりレジリエンス(強靭性)の高い新たな段階へと引き上げつつあります。アイフライテックのブランドマーケティングセンター副ゼネラルマネージャーである董斌氏は会場で、「当博覧会の価値は、産業チェーンの川上から川下までの企業を同じプラットフォームに集めることで、技術革新の応用先をより早く見つけると同時に、現場のニーズを技術のアップデートへ素早く還元できる点にあります」と述べ、同博覧会がイノベーションを促進する重要な場であることを強調しました。(提供/CGTN Japanese)