被写体をさまざまな方向から撮影することで高精度の3Dモデルを作成することを「3Dガウシアンスプラッティング(3DGS)」といいます。昆虫を中心にさまざまなものを3DGSで3Dモデル化しているダニー・ビッテル氏が、自身のモデルを3Dプリンターで現実に立体化した作品を紹介しています。

Printing Gaussian Splats | Patreon

https://www.patreon.com/DanyBittel/posts/printing-splats-161333338

ビッテル氏はこれまで昆虫や果物、鉱石など身の回りにあるさまざまなものを3DGSでモデル化しています。例えば、以下はビッテル氏がクマバチを撮影したデータをもとに3Dモデル化したもの。



イチゴはこんな感じ。ビッテル氏は作成したさまざまな3Dモデルデータを公開しています。



洞窟で採取された鉱石



この鉱石のモデリングに利用された写真は以下のような環境で撮影されています。



そして、3Dモデルデータを透明な樹脂の中に閉じ込めるようにしてフルカラー立体化してくれるサービス・Crysta.aiのTeng Xu氏が、ビッテル氏が撮影したミツバチのデータを実際に印刷しました。実際の立体物が以下。





以下の写真はビッテル氏が実際に撮影したミツバチの標本と、Crysta.aiが作成した立体を並べたところ。Crysta.aiから作品を贈られたビッテル氏は「出来上がった『クリスタル』は、正直言ってすごくクールです。琥珀の現代版ですね。物を永遠に閉じ込めることができます」とコメント。また、「私のものは少し茶色っぽく暗くなりすぎたように思います。3DGSのデータだった名残のようなものもいくつか見えます」と述べています。



Crysta.aiは他にも、3DGSデータをもとにさまざまな立体を製作しています。たとえば、3DCGデザイナーの荒木一優氏が2026年3月31日に閉鎖した大阪・新世界国際劇場内部の3DGSデータをCrysta.aiで立体化しています。



CTスキャンされた腎臓のデータをボクセル化して立体にしたものが以下。



Crysta.aiはほかにも、歩く猫をそのまま空間ごと切り取ったような立体なども作っています。