広西で人気の酸っぱくて辛くて甘い「マンゴーの花」とは?―中国
広西チワン族自治区ではフルーツも花開く?酸っぱくて、辛くて、シャッキシャキ。さっぱりしていてくどさがなく、食べれば食べるほど癖になる。それが「酸嘢」だ。
マンゴーなどの果物や野菜を酢や唐辛子、砂糖に浸して食べる同自治区の伝統的な軽食で、露店の店主がマンゴーをナイフで器用に切って花びら状にし、竹ひごに刺してサッと上に向けると、マンゴーが「花を咲かせ」る。それを赤砂糖とトウガラシで作ったタレに浸し、さらにトウガラシを混ぜた塩、甘草パウダー、ミカンの皮を乾燥させた「陳皮」の粉などを振ると、広西限定の「マンゴーの花」の出来上がりだ。一口食べると、マンゴーの柔らかい食感を楽しむことができるだけでなく、酸味や甘味、辛味など複雑な味わいが口の中に広がる。
定番の「マンゴーの花」のほか、甘酸っぱいスモモも巧みにカットされ、美しい「花」に仕上げられる。最初はにぎやかな通りに店を広げる露店が売っていたが、今では毎日大勢の客でにぎわう人気店舗になった。100年以上受け継がれてきた技術は今でも新しいアイデアを加えられながら、次の世代へと伝えられている。2023年に同自治区南寧市の「酸嘢」を作る技術は第9陣の自治区級無形文化遺産代表性項目リストに登録された。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
