【ソフトバンク・中村晃コラム】監督時代から尽きぬ王会長への感謝の思い “世界一の野球愛”継承しないと
【中村晃の“新”かぼす論】交流戦直前の5月24日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)は「王貞治レガシーデー」として行われました。歴代の監督の方々をはじめ、そうそうたるOBの方が球場に集まり、チーム全員が背番号89のユニホームを着て臨んだ試合は特別な雰囲気がありました。
私にとって王会長はプロ入り当時の監督です。ルーキーだった2008年シーズンに監督を退任されているため会長をされている印象が強いですが、私が思う王会長は「野球に対する情熱が世界一ある人」です。今でも変わっていませんし、だからこそ信じられないような凄い数字を残されたんだなとも思います。
一つ、感謝している思い出話があります。かなり以前のことになりますが、私が自律神経失調症で体調を崩していた際、お寿司屋さんに連れて行ってもらいました。ちょうどホークスが試合をしている日でもあり、試合の映像を見ながら、いろいろお話させていただいたのを覚えています。
普段そこまで会話する機会が多いわけでもないため緊張もしましたが、かしこまった感じにならないように接していただき、温かい言葉をもらいました。元気づけようとしてくれて誘っていただいたと思いますし、うれしかったですね。
王会長はダイエー時代から指揮を執り、ホークスを常に優勝争いができるチームにまでつくり上げられました。凄いことだと思いますし、そのおかげもありホークスには数多くの良い伝統が根付いています。自分たちも先輩たちの姿などから学び、何とか引き継いでいけるように取り組んできました。
ホークスは主力が手本となり引っ張っていくチームでもあります。今は栗(栗原)、(周東)佑京が中心になってきています。ホークスの良い伝統を次世代にもつないでいってもらいたいと思っています。(福岡ソフトバンクホークス内野手)
