先発した佐々木(提供・共同通信社)

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 「カージナルス3−2ドジャース」(2日、セントルイス)

 ドジャース佐々木朗希投手が6回3失点で降板。先発投手に求められる6回以上、自責点3以下のクオリティースタートを今季初めて達成したが、打線の援護なく3敗目を喫した。

 三回、先頭のヘレーラにボールが先行した中で左翼線二塁打を浴びると、続くバールソンにもカウント2ボールからのフォーシームを捉えられて一塁線を破られる適時二塁打を浴びた。

 続くウォーカーには追い込みながらも決め球のスプリットが浮いてしまい、完璧に捉えられた。左翼席へ弾丸ライナーの2ランを被弾。マウンドでぼうぜんの表情を浮かべ、さらに2死からチャーチに左中間二塁打を許した。ウリアスは辛くも打ち取ったが、3回までに要した球数は73球。初回、二回にもピンチを招くなど、制球が定まらずにカウントを悪くし、追い込まれてからも粘られた。最速は158・2キロで、カージナルス打線に対応されてしまった。

 それでも四回、五回と2イニング連続で三者凡退に斬った佐々木。六回も3人で抑え、今季初めてクオリティースタートを達成した。ドジャースの先発陣ではここまで唯一QSがなかったが、次回につながる好投だ。

 現在、マイナーでは左肩痛で出遅れていたスネルが実戦登板を重ねている。5月末のメジャー復帰が有力視されており、その際には佐々木かシーハンがローテ落ちになると目されている。

 少しでも結果を積み上げておきたかった中で、初のQS達成。生き残り競争に踏みとどまった形になった。チームは九回2死から4連打で1点差に迫るも、代打・ラッシングが空振り三振。試合を振り出しに戻すことができず、佐々木は3敗目となった。