36件発生4人死亡の「異常事態」 火事続発の2月を振り返る【徳島】
2026年2月、県内では5件の林野火災を含む36件の火事が発生し、4人が亡くなりました。
空気の乾燥が多くの火事をもたらした2月の県内を振り返ります。
県内の各消防によりますと、2月に県内で発生した火災は36件で、前の月である1月より1件多く、2025年の2月と比べても3件多くなりました。
亡くなった人は4人、けがをした人は1人でした。
これ以外にも火事の発生自体は1月31日深夜ですが、2月1日へと日付が変わってから通報を受けた徳島市の火事を含めると、2月は実に火事により5人の遺体が見つかったことになります。
最も多かったのは、枯れ草などを焼くその他火災で14件です。
2月18日、神山町阿野の畑で起きた火事では、焼け跡から80代女性1人の遺体が見つかりました。
続いて多かったのは、建物火災で13件。
20日には徳島市鮎喰町の住宅で火事があり、この家に住む72歳の男性1人が亡くなりました。
さらに26日には、勝浦町沼江で発生した鉄骨2階建ての住宅を全焼する火事で、1人の遺体が見つかっています。
(増冨記者)
「山火事が発生して約18時間が経過した現場です。現場では消防による消火活動が始まりました」
また、林野火災が5件も発生。
2月17日、那賀町と海陽町の町境で作業中の重機が林道から転落して出火し、山林火災に発展。
21日には、神山町で男性が木くずを燃やしていたところ山林に燃え広がり、消火のため自衛隊が出動する事態となりました。
同じ21日、切った木を燃やしたことが原因とみられる阿波市市場町での林野火災で、76歳の男性が亡くなりました。
出火原因の多くは今も調査中ですが、相次ぐ火事を受け、県の消防保安課は「冬場は空気が乾燥しているので、火の元や火の取り扱いには十分注意してほしい」と呼び掛けています。
