脳科学者の茂木健一郎氏が自身のYouTubeチャンネルで「#高市早苗 さんの「カタログギフト」と「憲法改正」。今の日本にとって、本質的な問題と、政治の世界の「クセ」や「型」のズレについて。」を公開した。高市早苗氏が衆院選後に議員らにカタログギフトを配ったとされる問題について、「スケールが小さい」と指摘しつつ、国会がこうした問題の追及に時間を費やす現状に警鐘を鳴らした。

動画で茂木氏は、高市氏が1人3万円相当のカタログギフトを配った件について、政治と金の問題として批判される文脈を理解しつつも、「みみっちい」と表現。アメリカのトランプ大統領の政権絡みのビジネス規模の問題と比較し、日本の政治資金問題の規模の小ささを指摘した。「ギフトは原理原則としてはゼロでいい」としつつも、国会がこの件で空転し、予算成立を遅らせるような旧来の戦術をとることに対して「賞味期限切れ」と断じた。日本は30年間経済成長しておらず、教育や防衛など課題が山積している中で、優先すべきは「ノーブレーナー(頭を使わなくてもわかるほど明白)」な問題ではなく、本質的議論であると強調した。

また、高市氏が掲げる憲法改正についても言及。「憲法改正すると戦争ができる国になる」という反対意見に対し、「日本が戦争に巻き込まれるかどうかは国際情勢で決まる」と指摘した。その上で、憲法改正議論は「アカデミックな趣味の問題」であり、喫緊の課題ではないと指摘。マクロ経済政策や中国との関係改善といった「リアルポリティクス」こそが進めるべき道だと訴えた。最後には「実質的にあまり意味がないことに政治的なリソースを使う習慣をやめてほしい」と述べ、国会議員に対して国民の負託に応えるよう求めた。

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