茂木健一郎氏「国連や国際法は時に“絵に描いた餅”」米国のベネズエラ軍事作戦で問われるべき“実質”
脳科学者の茂木健一郎氏が、自身のYouTubeチャンネルで「アメリカのベネズエラでの軍事作戦については、『実質』が大切なんじゃないかな。」と題した動画を公開。米軍がベネズエラのマドゥロ大統領を拘束した一件を巡り、国際法違反といった建前論ではなく、国家の「実質」を見ることの重要性を説いた。
動画で茂木氏は、米国の軍事作戦に対して「国際法違反だ」といった批判が挙がっていることに言及しつつも、「そこに必ずしも本質はないだろう」と問題提起する。ベネズエラがマドゥロ政権下でハイパーインフレや深刻な貧困に見舞われ、数百万人の国民が国外へ流出するほどの「失敗国家」に陥っている惨状を指摘。このような状況では、そもそも国家間の秩序を前提とする国際法や国連憲章が有効に機能しないと自身の見解を示した。
茂木氏は、国連や国際法を「まともな国がそれぞれあって、それでお互い、国益はあるんだけどちゃんと付き合いましょう、みたいなことを想定している」と解説。しかし、現実には独裁者によって国民が苦しめられている国家も存在し、そのような相手に対して「主権があるから」と建前論を振りかざすことは「美名であっても、実質ではない」と断じた。その上で、人々の平和と繁栄という「実質」を追求することが最も重要であり、今回の米国の行動もその文脈で捉えるべきだと語る。
最後に茂木氏は、この一件を中国の台湾侵攻の口実にされかねないという意見に対し、繁栄し民主的な政治体制を持つ台湾と、国家として破綻しているベネズエラでは「実質が全く違う」と反論。理想論やイデオロギーに陥らず、現実を直視して物事を判断する視点の必要性を訴え、動画を締めくくった。
動画で茂木氏は、米国の軍事作戦に対して「国際法違反だ」といった批判が挙がっていることに言及しつつも、「そこに必ずしも本質はないだろう」と問題提起する。ベネズエラがマドゥロ政権下でハイパーインフレや深刻な貧困に見舞われ、数百万人の国民が国外へ流出するほどの「失敗国家」に陥っている惨状を指摘。このような状況では、そもそも国家間の秩序を前提とする国際法や国連憲章が有効に機能しないと自身の見解を示した。
茂木氏は、国連や国際法を「まともな国がそれぞれあって、それでお互い、国益はあるんだけどちゃんと付き合いましょう、みたいなことを想定している」と解説。しかし、現実には独裁者によって国民が苦しめられている国家も存在し、そのような相手に対して「主権があるから」と建前論を振りかざすことは「美名であっても、実質ではない」と断じた。その上で、人々の平和と繁栄という「実質」を追求することが最も重要であり、今回の米国の行動もその文脈で捉えるべきだと語る。
最後に茂木氏は、この一件を中国の台湾侵攻の口実にされかねないという意見に対し、繁栄し民主的な政治体制を持つ台湾と、国家として破綻しているベネズエラでは「実質が全く違う」と反論。理想論やイデオロギーに陥らず、現実を直視して物事を判断する視点の必要性を訴え、動画を締めくくった。
YouTubeの動画内容
関連記事
サッカー日本代表、ワールドカップ優勝!!! 表彰式で、トランプ大統領が副賞にくれたものは? 長友選手もアシスト。
「過去の生きがいに包まれる」茂木健一郎が小樽の旧手宮線跡で味わうノスタルジックな旅ラン
脳科学者・茂木健一郎が語る人生を変えた15歳のホームステイ「その優しさが非常に印象に残った」
チャンネル情報
一人ひとりの「個性」が活かせて、「自由」で、「創造的」な生き方ができるように、応援するような発信をしていきたいと思います。複雑な現代を生きるための、科学、社会、本、音楽、映画、文化、芸術、人間、コメディを扱う総合的な脳の教養のチャンネルです。人間の脳のこと、人工知能のこと、創造性のこと、個性のことなどを考えます。