「#脳教室 行って戻ってくれば、日常のすべてが奇跡」と題した動画で、脳科学者の茂木健一郎氏が、自身の人生観や意識についての持論を展開した。動画では、瞑想や修行などにより非日常的な意識の体験を得ることの重要性を認めつつ、「行って帰ってくるってことが大事だと思う」と強調。日常へと立ち返り、そこでどのように生きるかが最も重要だと語った。

茂木氏は、「あなたの見てる赤と私の見てる赤は同じかどうかっていうのを意識の関係の大問題で誰も答えられないんだけど、それが大問題だって気づくためには何か気づきの瞬間が必要なのかもしれない」と、日常の中に潜む深い謎について言及した。日常の一瞬一瞬を新鮮な驚きとともに捉える意識が、人生を豊かにする鍵だと指摘する。

自身のエピソードとして「電車乗っててカタンゴトンって言って、その音が質感として聞こえてるってことに気づいたことが生涯の最大の驚きなんだけど、だけどそれでまた戻ってくるわけじゃん。そして日常生きてるわけじゃん」と、日常への帰還から得た感動を語った。続けて、「日常の当たり前こそが奇跡だっていうことに気づくっていうことは、僕はそういう一回行って帰ってくる、一回行って帰ってくるってことによって日常の全てが奇跡だってことに気づくんだと俺は思ってます」と強調。

動画の締めくくりでは、非日常と日常を往復することで、日常そのものの中に奇跡を見出すことができると改めて力説。日常を「特別なことなんか別にあるわけじゃなくて、でもその日常の当たり前こそが奇跡だ」と語る茂木氏の言葉が、視聴者に新たな発見と深い余韻を残す内容となっていた。

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