YouTubeチャンネル『12人産んだ助産師HISAKOの子育てチャンネル』で公開された「【LGBTQ】性の多様性とは?トランスジェンダー法案って何?高校生の疑問に答えます!」(発言者:12人産んだ助産師HISAKO)は、新潟県の高校にて行われた「命の授業」の様子と、高校生から寄せられたLGBTQに関する質問への答えを伝えた。HISAKOさんは、ライフワークである全国の教育現場での命の授業で数多くの質問に答えてきた中、最近増えているLGBTQ関連の悩みに真剣に向き合ったという。

今回受けた質問は「トランスジェンダー女性が公衆浴場の女湯などに入ることを認めると性犯罪が増えるのでは」といった内容。これについてHISAKOさんは、「トランス女性たちは共存を望み、日常生活の中で非常に気を使いながら暮らしている」と実情を伝えた上で、「トランス女性と性犯罪を結びつけて語るのは、当事者の心を踏みにじることであり、現実には公衆浴場でのトラブル事例は報告されていません」と持論を展開した。

また、2023年6月に可決されたLGBTQ理解増進法についても触れ、「この法律はLGBTQの方々の権利を新たに創出するものではなく、『女湯OK』『女子トイレどうぞ』という話では全くない」という誤解を指摘。厚生労働省も公衆浴場について「体の性別を基準にした運用で差別には当たらない」と通達していることを解説し、「トランス女性が気軽に女湯に入れるわけではなく、むしろ当事者たちは精神的な負担や排泄障害にまで陥っている現状がある」と、知られざる実態も明かした。

加えて、心の性自認と身体的性が異なる人が性別適合手術にためらう理由については「保険適用外で費用も莫大、なおかつ体への負担も大きい。簡単に決断できるものではない」と説明し、「当事者でなければ分からない苦しみがある」と呼びかけた。

HISAKOさんは「この問題はテレビやネットの世界の話ではなく、すぐ隣にいる人の現実。共に生きる社会について、正しい知識と理解を深めてほしい」と語り、「素晴らしい質問をくれた新潟の高校生に感謝します」と締めくくった。今後も自身が学び続け、問題提起を続ける姿勢を強調している。

チャンネル情報

がんばらんでええ! テキトーでええ!多くのママに関わってきた経験と自身の出産子育てから痛感する理想と現実のギャップ。キレイゴト抜き方法論をお伝えする『【12人産んだ】助産師HISAKOの子育てチャンネル』です!YouTube登録者数約60万人