2023年7月生まれの赤ちゃん、人気の名前は?

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 育児支援サイトを運営するベビーカレンダー(東京都渋谷区)が、2023年「7月生まれベビーの名づけトレンド」を発表しました。

男の子の1位は「太陽が照りつける7月らしい名前」

 調査は2023年7月1日から同月25日、同社のサービスを利用した「2023年7月生まれ」の子どもを対象に実施。調査人数は計7252人(男の子3737人、女の子3515人)です。

「名前ランキング」の女の子では、「陽葵」(「ひまり」など)が1位でした。次いで、2位が「翠」(「すい」など)、3位が「結愛」(「ゆあ」など)、「凛」(「りん」など)となっています。

 注目の名前は「渚」(「なぎさ」など)。同社によると、海や湖の波打ち際を意味する「渚」は「夏生まれにピッタリの『夏ネーム』の一つ」とのこと。実際に、6月は100位以下の圏外だったのに対し、7月には25位へと大きくランクアップする結果となっています。他にも、「夏」を用いた名前は、前月の103人から136人へと30人以上増加しており、 毎夏に人気が高まる「夏帆」(「かほ」など)は、前月100位以下の圏外から46位に上昇しました。

 また、前月90位から10位へ大きくランクアップした「蘭」(「らん」など)は、初めて月間ランキングのトップ10入りを果たした急上昇ネーム。蘭の花のように気品があり、華麗な人をイメージさせるような名前として注目を集めました。同社は「陰暦7月の異称を『蘭月(らんげつ)』ということから、7月生まれのお子さんに『蘭』と名付ける親御さんが多かったと推察されます」と分析しています。

 一方、男の子の1位は「湊」(「みなと」など)と「陽翔(「はると」など)。次いで、3位に「蓮」(「れん」など)が入りました。

 このうち、前月3位から順位を上げ、首位を獲得したのが「陽翔」。同社によると、「陽」は日の当たる丘を指す漢字で、「太陽が照りつける7月らしい名前の一つ」といいます。「陽翔」の他にも、6位「陽向」(「ひなた」など)、11位「朝陽」(「あさひ」など)、12位「陽太」(「ひなた」など)、22位「陽大」(「ひなた」など)、31位「陽斗」(「はると」など)、45位「陽奏」(「ひなた」など)といった「陽」がつく名前が、トップ50以内に7つもランクインする結果となりました。