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United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は8月27日(米国時間)、「Google Releases Security Updates for Chrome|CISA」において、Google Chromeに脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされており注意が必要。

この脆弱性は次のバージョンで修正されている。

Google Chrome version 76.0.3809.132 for Windows

Google Chrome version 76.0.3809.132 for Mac

Google Chrome version 76.0.3809.132 for Linux

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

Chrome Release: Stable Channel Update for Desktop

今回修正の対象となった脆弱性は重大度が高(High)に分類されている。Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)はユーザーおよび管理者に対し、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。

なお、Google Chromeは、メニューから「Google Chromeについて」を選択してバージョンを確認したのち、Google Chromeを再起動することで最新バージョンへアップデートすることができる。